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40歳代女性の方です。はしごの昇降時、腰部に違和感出現。その後、お尻や左下肢全体に強い痛み、痺れが広がり、杖を使用しなければ歩行も困難な状況でした。身体所見・MRI所見から腰椎椎間板ヘルニアと診断され、内視鏡下ヘルニア摘出術(MED法)が行われました。 |
60代女性の方です。最初の症状は右殿部・右下肢痛としびれでした。安静時も痛みがあり徐々に症状は増悪、やがて5分程度での間欠性跛行が出現し始め、歩行や立ち仕事など日常生活動作が困難になりました。画像診断の結果、腰椎の神経が2カ所で強く圧迫されており、動揺性も見られました。症状の出現から約8ヶ月後、腰椎後方除圧椎体固定術(Cortical Bone Trajectory)を行われました。 |
70代の女性の方です。数年程前から左膝の痛みが出現しており、1年程前から痛みの増悪がみられていました。買い物などに出かけると帰宅時には痛みが強くなり、15分程度の歩行しかできなくなっていました。ご主人やご友人の勧めもあり、わきだ整形外科を受診されました。手術前は杖がないと歩くことが出来ないほどの痛みがあったため、人工膝関節置換術を行われました。 |
70歳代の女性の方です。 |
70代男性の方です。半年程前に耕運機から転落し、第1腰椎圧迫骨折で他院にて3週間入院していました。しかし、退院後も腰背部の痛みが取りきれず、知人の紹介でわきだ整形外科を受診されました。手術前は痛みのために背中を伸ばす事が出来ず、前かがみの姿勢で歩いておられました。歩きや立ち上がりなどの日常生活にも支障をきたしてきたため、経皮的椎体形成術を行われました。 |
慢性的な膝の痛みの多くは、加齢や肥満、筋力の低下、可動域の低下によって膝にかかるストレスが増加する事で生じています。また、特に外傷がない場合でも膝の軟骨や半月板に損傷がある場合もあります。膝を守るクッションの役割を行う軟骨がすり減ると炎症や関節の変形が進行し関節の隙間が狭くなります。症状が進行すると様々な症状が出現してきます。 |
首・肩甲骨周囲の痛みの原因には、姿勢が大きく関わっています。頭の重さは体重の約10%と重く、頭が体から大きく外れると首・肩甲骨周囲への負担が大きくなります。また、痛みのある時間帯によって、原因が少し異なることがあります。 |
運動器の障害のために移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態のことです。正式名は「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)」運動器症候群ともいいます。 ロコモは筋肉・骨・関節・軟骨・椎間板などといった運動器のいずれか、または複数に障害が起き、歩くことや日常生活に何らかの障害をきたしている状態です。 |
わきだ整形外科では、脊椎内視鏡手術を中心とした低侵襲手術をメインに行う病院ですので、早期からのリハビリが可能であり、早期の社会復帰ができるように、 150m2 以上の広いリハビリ室を用意しています。 |
リハビリ内容について主に外来リハビリ、入院リハビリ、デイケアリハビリに大別しています。 外来リハビリ療法士による運動器リハビリテーション、マッサージ師による徒手マッサージ、物理療法(温熱、低周波、牽引等)が主で、1日約80~100名の方がリハビリ来院されています。午後からのリハビリに関しては予約ができ、待ち時間短縮が可能です。手術~退院後のリハビリ継続や手の外科(骨折・腱損傷等)に対するリハビリ、中高生などのスポーツ外傷に対するリハビリも積極的に行っています。 入院リハビリ主に手術後の急性期リハビリテーションを中心に行っております。主治医、病棟看護師との連携やカンファレンス等による情報交換を密に行うことにより、加速的且つ安全なリハビリを提供することができ、これにより早期に機能改善や日常生活動作の獲得が図れます。療法士による運動器リハビリテーションは完全担当制で退院後の生活様式を考慮したアプローチや指導など併せて行っています。 デイケアリハビリ午前中にデイケア室で行っており、利用者各々の身体状況に応じた運動器リハビリテーション、物理療法が中心となります。看護師、ケアスタッフ、介護支援専門員などと情報交換を行いながら身体の機能維持・向上を目的に取り組んでいます。 |
常にレベルアップをめざして毎週木曜朝に症例検討会を実施しています。
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最新のリハビリを行うために |